<撮影対象> 南阿蘇村の水張り水田<撮影期間> 平成25年5月1日(水)~平成25年6月30日(日)
2013.8.5 熊日フォト・サークル副会長 小崎宇一さまより総評コメント
熊本地方では平年より11日、昨年より半月も早く梅雨が明けました。そして猛暑の夏、いま本番です。今年の集中豪雨や異常気象に専門家から「極端気象」とか「千年猛暑」とか、聞き慣れない言葉が出ます。そんななか阿蘇南郷谷はいま緑一色、見渡す限り田園風景が広がっています。
第6回を迎えました「地下水を守るんだ」フォトコンテストに16名、66点の応募を頂きました。審査を8月1日、南阿蘇村白水総合センターに於いて、地産地消推進協議会の吉良清一会長以下6名で行いました。今回も応募作品の撮影期間を、南郷谷の田植えの時季に設定されていました。農家にとっては猫の手の借りたい忙しい特ですが、南阿蘇村を訪れるカメラマンにとっては雨は少なく、路傍に花うぃ愛でながらの被写体探しに奔走出来たと思います。応募者は「地下水を守るんだ」と言う主催者のコンセプトをよくご理解頂き、その成果が作品に写し込まれていました。結果、上位入賞作品は秀作揃い、評価の僅差の接戦でした。
いまやデジタルカメラ全般とは言え、一眼レフカメラにこだわらずコンパクトなカメラを日頃から持参し、日常の行動の中でシャッターチャンスを狙うのも面白いかと思います。次回も斬新でユニークな作品を期待しております。