<撮影対象> 南阿蘇村の田園風景や草原風景<撮影期間> 令和4年4月1日(木)〜令和5年1月28日(金)まで
熊日フォト・サークル副会長 宮﨑 喜一 様 総評コメント
コロナ禍の継続する中、いろんな被写体にチャレンジしたベテランから初心者まで、多くの人達の応募があり、効果の程度も伺われました。一方、まだまだ被写体の多く眠る当地の掘りおこしには期待するものが多々あるものと思われます。
今回は全体的に見て、色が濃く過ぎたり、ケバケバしたり等、加工の行き過ぎが少なかったので、見易い作品がほとんどでした。また、「地下水を守る・・・」とあれば、自然の被写体に多く起因する処があり撮り易いテーマでもあります。季節や天候、時間次第では同じ場所でも何枚も写真は出来ます。そんな自然条件を思えば多くの好条件を見逃しているとも言えます。
より良い写真にするには上記の条件の他、何に感動したか、何を撮りたいかという、作者の意図が明確なことが求められます。今回の上位の作品にも、それらが見られ上位に位置したと言えます。入選を逃した作品の中にはトリミングなど、一寸した仕上げの工夫で良くなるものもあり、今後を大いに期待している処です。