第3回『地下水を守るんだ』フォトコンテスト  入賞作品

<撮影対象> 南阿蘇村の水張り水田
<撮影期間> 平成23年11月1日(火)~平成24年2月29日(水)

特選 横田 啓子 様
「恵みの郷」
入選 松井 寛 様
「夜明け」
入選 山川 信雄 様
「凍る水田」
入選 井上 信明 様
「積雪の田園を走る列車」
特別賞 富士フイルム賞 木原 進 様
「もうすぐ春のおとずれ」

2012.3.26 熊日フォト・サークル副会長 小崎宇一さまより総評コメント

第3回「地下水を守るんだ」フォトコンテストに多くの作品をご応募いただき、ありがとうございました。春なのに寒く、厚着の上着が手放せない昨今ですが、カメラマンはカメラを手にした瞬間からハンターに変身、狙う被写体を探して彷徨います。今回の「冬の南阿蘇村水張り水田」をテーマにした応募作品の中にも、凍てつく南郷谷でのご苦労が多く伺えました。

南阿蘇村地産地消推進協議会では「地下水を守るんだを具体的な形として活動されていますが、この4月には熊本市と周辺地域で「くまもと地下水財団」が発足、5月には江津湖をアピールする「わくわく江津湖フェスタ」も予定されており、貴重な地下水をみんなで考える数々のイベントが展開されます。

ところで今回は18名62点の応募がありました。審査を3月23日、南阿蘇村白水庁舎総合センターにおいて地産地消推進協議会の吉良清一会長をはじめ5名で行いました。審査員の中から「今回は色気が少ない」などの意見もありましたが、凍てつく鉛のような水張り田んぼには人の気配も少なく、前回の夏に比べて少々地味でしたが、内容的にはこれまでにない視線で捉えた素晴らしい作品も多く、入賞決定には長い時間を要します。

南阿蘇鉄道では先般、「阿蘇白川水源駅」をオープンしました。これから行楽シーズンに向け賑わいが期待されますが、次回の「地下水を守るんだ」フォトコンテストでは水張り水田と白川水源駅のコラボも一つの選択肢かも知れませんし、レンズを通して、南阿蘇村の魅力発見に貢献出来れば幸いです。

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