<撮影対象> 南阿蘇村の水張り水田<撮影期間> 平成26年1月1日(水・祝)~平成26年2月21日(金)
2014.3.28 熊日フォト・サークル副会長 小崎宇一さまよりコメント
北国を想わせる阿蘇南郷谷の雪景もようやく衣変え、南阿蘇村の名所「一心行の大桜」の蕾もそろそろほころび始める頃かと思いますが、県内各地の桜は一足お先に開花、いま花見や春のイベントが目白押しです。
すっかり定着しました”地下水を守るんだ”フォトコンテスト。テーマも応募要項も継続のまま、富士フイルム九州様のご協力で冠を付ける事になりました。そして今や一眼レフカメラだけがデジカメではなく、ミラーレス、コンパクト、スマホ、タブレットなどでも素晴らしい写真が撮れます。今回からそのカメラ付き携帯電話の作品も審査対象として受け付けました。
その第1回富士フイルム杯”地下水を守るんだ”フォトコンテストに14名、46点の応募がありました。審査を3月24日、南阿蘇村白水総合センターに於いて地産地消推進協議会吉良清一会長、富士フイルム九州株式会社総務部西村栄一課長をはじめ5名で行いました。応募数はやや低調でしたが、寄せられた作品は回を重ねる毎に向上が見られ、特に凍てつく寒い時季の撮影だけに、ご苦労の跡が伺えました。狙いもプリント仕上げも皆さん互角。今回注目したのは、これまでに無い斬新なカメラアイです。南阿蘇村という地域限定、それも冬の雪と氷の水張り水田がテーマ、被写体が限定されてしまいます。そこで狙い目は、新しいポイントを探すか、撮影に工夫するしかありません。今回の入賞作品はまさにワンランク上行く作品かと思います。
これまでに年2回募集していました”地下水守るんだ”フォトコンテスト、今回から年1回になりました。コンテストの趣旨もテーマも多くの皆さんにはご理解頂いていますが、応募のPRに一工夫欲しいところです。底辺を広げるためにも事務局に一層の努力をお願いいたします。