第1回『地下水を守るんだ』フォトコンテスト  入賞作品

<撮影対象> 南阿蘇村の水張り水田
<撮影期間> 平成22年11月以降に撮影したもの

特選 宮本 典房 様
「水田を守る」
入選 足立 憲一 様
「南阿蘇の夜明け」
入選 緒方 賢子 様
「光と風の中で」
高木 正博 様
「地下水を守る水張り水田」

2011.3.25 熊日フォト・サークル副会長 小崎宇一さまより総評コメント

水道の蛇口をひねると100%地下水のおいしい水が、何時でも飲めます。これは熊本市民自慢の一つですが、そのルーツは阿蘇も西麓に降った雨が白川中流域でかん養され、我が家へ届きます。いま、地下水保全の様々な活動が行われていますが、南阿蘇村地産地消推進協議会では一年中田んぼに水を溜める農法で米を栽培するなど「熊本の地下水を守るんだ!」プロジェクトを立ち上げています。今回はその具体的な活動の一つとして、第1回「地下水をまもるん田”」フォトコンテストを開催しました。

南阿蘇村には一心行の大桜を始め、野外劇場アスペクタ、春の野焼き、そして冬の雪景など写欲をそそる光景が数多くありますが、今回のテーマ「南阿蘇村の水張り水田」。しかし、水張り田んぼの認知度はまだ低く、題材もユニークなら応募期間も短く、どれだけの作品が集まるか心配でした。応募は16人、52点ありました。審査を3月24日南阿蘇村白水庁舎総合センターで地産地消推進協議会の吉良清一会長をはじめ5名で行いました。短期の応募期間にもかかわらず現地に行き、素晴らしい作品をご応募いただいた皆様には心よりお礼を申し上げます。吉良会長の話では年2回「地下水を守るん田”」(田植え前後と冬季でいずれも水の見える水張り水田)をテーマにしたフォトコンテストが予定されております。今回チャンスを逸した方の水を守る観点から、次回は是非チャレンジしてください。

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