水田オーナー制度

南阿蘇村の水田のオーナーになって、自分専用の安心のお米を栽培してみませんか?
それが南阿蘇村の環境保全につながります。

いま山間地では、高齢化や農業後継者の不足から水田が荒れようとしています。

水田が作付されずに放置されると

①景観が悪くなる
②洪水が起こりやすくなる
③湧き水(涵養水)が少なくなる

など、さまざまな不利益につながります。
水田は米が獲れるだけではなく、環境を維持するために大切な役割を果たしているのです。

そんな大切な水田を守るために、南阿蘇村では「水田オーナー制度」を設けました。
この制度は都市部の方に手助けしてもらい、地元の農家と協同で水田を維持していこう、という試みです。
作業は田植えと稲刈りを都市部の方が、そして残りの作業は地元の農家が行います。
この活動の輪が広がれば、山間地の水田風景を後世に引き継ぐことができます。

南阿蘇村ではこの活動に賛同していただける方々「水田オーナー制度」を募集しています。

※水田のひび割れや用水路の崩壊で稲作をあきらめようとしている農家もあります。水田オーナー制度は農家の励みに繋がります。

※この活動はボランティア活動でありません。地域や農家の生き残りをかけた活動です。

「水田お助け隊」とは

● 対象は、田植え(5月)と稲刈り(9月)に来ていただける方です。
● ご参加はご家族で。グループ単位でのご参加も大歓迎です。
● 参加に必要な費用は、1口100㎡で16,000円となります。
● 特典として収穫されたお米を、玄米で30kg差し上げます。(無農 薬は25kg)

  • 田植えや稲刈りは手作業が基本です。農家によっては田植え機やコンバインを使うこともあります。
  • かけ干しはとても大変です。覚悟の上でお願いいたします。ご希望の際はお早めに農家とご相談ください。
  • 参加費は、半額を田植え時に(1口の場合は8,000円)、残り半額は米引き渡し時に現金で農家にお支払いください。
  • 収穫されたお米は、10月末までに玄米の状態で30kg袋に詰めてお渡し致します。